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世界史とキリスト 第十七回 ペルシアの台頭

 イスラエルの歴史は、周辺の大国に翻弄される歴史でした。北イスラエルは、北の大国アッシリアにより滅ぼされ、南王国ユダも、新バビロニアによって滅ぼされました。イスラエルの指導層はバビロニアに捕らえ移されたのですが、そのバビロン捕囚も長く続きませんでした。新バビロニアに代わってペルシアが台頭し、前539年に新バビロニアを亡ぼし、イスラエルの民はバビロンから帰還することができました。

 捕囚期の預言は、第二イザヤでもエゼキエルでも、繰り返し神は決してイスラエルの民を見捨てない、必ずやエルサレムに帰還しすることができると預言しましたが、ペルシアのキュロス王の登場によって、その預言が実現することになったのです。ペルシア、正確に言えばアケメネス朝ペルシアは、東はイラン高原から、メソポタミア地域、現在のトルコまで、オリエント世界を統一し大帝国を築いています。(下図参照)

ペルシアは宗教的には寛容政策をとり、それぞれの民族にそれぞれの宗教を信奉することを許しました。その結果、イスラエルの民は、エルサレムに帰還し、エルサレム神殿の再建に取り組むことが出来たのです。この時期の指導者エズラは、律法によってイスラエルの民の信仰と生活を指導し、ネヘミヤはエルサレムの城門や城壁を再建しました。

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担当:梅津順一

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