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世界史とキリスト 第十六回  預言者と「軸の時代」

 預言者を狭い意味で捉えると、旧約聖書の預言書を残した人々ですが、神に従って語った人という意味では、モーセも預言者ですし、イエス・キリストも預言者です。イエスが現れたとき、民衆はこの人はエリヤの再来ではないかと考えました。また、イスラム教では、聖書の預言者たちを尊重しつつ、ムハンマドを最後の預言者として崇拝しています。こう考えますと、預言者は、今日のユダヤ教、キリスト教、イスラム教を信ずる人々を生み出し、世界史を動かしています。

 ところで、旧約聖書の預言者が活動した時代には、イスラエル以外にも、世界史を方向づける偉大な宗教、思想が出現しました。インドでは紀元前6世紀ごろ、小国が乱立する時代に、ウパニシャッド哲学が展開し、仏陀やジャイナ教の開祖が出現しました。また、中国では春秋・戦国時代に、諸子百家とよばれる思想家があらわれ、とくに孔子の説く儒教は、漢以後の中心思想となりました。また、ギリシアにソフィストと呼ばれる知識人が現れ、そのなかからソクラテス、プラトンなどの哲学者が登場しました。

 ユダヤの預言者、インドの宗教思想、中国の諸子百家、ギリシアの哲学者たちは、それぞれその後の世界史に大きな影響を与えましたので、この時代は「軸の時代」、つまり世界史の「軸」ともいうべき思想・宗教が登場したと考えられています。たとえて言えば、台風のような大きな地域を巻き込む強力な思想・宗教的勢力が生まれて、世界史を形づくったのです。これら思想・宗教の台風は、それぞれ今日まで続く独自の文化圏を形づくりました。

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担当:梅津順一

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