世界史は、人類の歴史全体ですから、とても大きな世界です。学校で習う世界史では、キリスト教はさまざまな宗教の一つとして取り上げられています。これに対してキリスト教も大きな世界です。聖書の神は天地創造の神で、この世界を最初から導いておられるかたです。ですから、世界史の中にキリスト教があるという見方と、聖書の神の支配の中に、世界史があるという見方があります。この二つの見方はどのように折り合いをつけることができるのでしょうか。
旧約聖書の世界は、地理的に見れば、オリエントの出来事でした。オリエントとは、ヨーロッパから見て、「日の昇るところ、東方」という意味ですが、現在の中東地域を指します。その主要部分は、小アジア(現在のトルコ)、メソポタミア(イラク)、エジプトで、メソポタミアとエジプトを結ぶ東地中海沿岸の細長い地域が、シリア・パレスチナ地域、あるいは「カナンの地」、聖書でいう神の民への「約束の地」です。
イスラエルの建国は、エジプトの古王国、古代バビロニアよりも後ですが、信仰の父アブラハムは、ユフラテス河の河口の町ウルの出身でした。
担当:梅津順一
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- 世界史とキリスト教(2023年度)
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