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福音GO! 梅子の部屋 No.14 試練の時、神に祈りつつ、冷静にの巻

2020年4月15日

ごきげんよう! (⋈◍>◡<◍)。✧♡ 梅子です!

 今日は、梅子のおともだち♡ケンカするくらい大のなかよし♡梅吉くんからのメッセージです。
 「 私は梅子のともだち梅吉です(本名:?)。これまで梅子の部屋をときどき〈のぞき見〉して、梅子が【小梅ちゃん】のように若づくりなのが気になっていました。梅子の正体をばらすことはしませんが【小梅ちゃん】のようでないことは確かです。
 ところで、新型コロナ、こんなことが起きるものか・・・梅子よりもっと年上の私、梅吉もびっくりです。でも、実はグローバリゼーションには病気の流行がつきものです。開国した幕末にも海外から来たコレラの流行がありました。明治生まれだった私の恩師が若い頃近所のお年寄りから聞いた話ですが・・・コレラの流行で家の者が何人か亡くなって、葬儀屋が何度も出入りした。ついに、葬儀屋が「毎度ありがとうございます。」と言った。・・・それを聞いて本当に悲しかったそうです。
 新型コロナはイタリアで猛威を振るい、医療関係者が何人も亡くなり、実は聖職者、カトリックの国ですから神父さんも60人ほど亡くなっています。カトリックの神父さんは、信徒が亡くなるとき「塗油」という儀式を行います。体(の一部)に油を塗って聖別する、清めて、神の国に入る準備をしてあげるわけです。その塗油の儀式をしたら、神父さん自身が感染し、自分の命を失ってしまった。ローマ法皇は亡くなった神父さんたちを讃えていました。
 ただ、こうしたことがあると決まって「宗教家は科学を無視する、迷信に囚われている」との批判も出てきます。確かに「病気に感染すると分かって、神父さんは危険を承知で塗油をすべきかどうか」・・・これは問題です。ただ、キリスト信者が非科学的かといえば、決してそうではありません。たとえばこんな話があります。

 1720年頃、当時のアメリカ植民地ボストンでは、天然痘の流行に悩まされていました。ボストンの人口の十数パーセントが命を失ったといいますから、恐ろしい病気でした。天然痘には種痘という予防策があります。一種のワクチン接種です。トルコだったか海外から種痘の知識を得た人々は、藁をもつかむつもりで、種痘接種を提案しました。ところがその接種については、賛否両論があり激しい論争となりました。当時、強く反対したのは医学部で学んだエリート医師でした。当時の種痘には危険もありましたから反対する理由がありました。そして、種痘接種に賛成したのはボストンの教会指導者:牧師たちでした。敬虔な信仰には、冷静な理性そして勇気も備えられていたのです。

 私たちもこの試練の時、神に祈りつつ、冷静に、的確に判断していきたいものです。 」 梅吉


梅吉くん 応援ありがとう!♡♡♡ 梅子より

カテゴリー:
梅子の部屋
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