福音GO! 梅子の部屋 No.35 『梅子のコンビニ物語』の巻

ごきげんよう！ (⋈◍＞◡＜◍)。✧♡ 梅子です！ 今日は『梅子のコンビニ物語』

　7年前まで梅子は、タレントさんをよく見かける町の牧師さんでした。毎年冬になると、牧師がインフルや風邪を教会のお年寄りにうつすといけないからと、できるだけ人混みではマスクしていました。ある夜、教会近くのコンビニへ買い物に言って、レジでお金を払うと・・・アルバイトの女の子が梅子のマスク顔を食い入るように「じ～」と見ます。「どうして、こんなに見られるのだろう？」と不思議な気持ちで夜道を帰りました。ふと思ったのです。「もしかして、どこかの女優さんかタレントさんがマスクして買い物に来たと思われたのでは？」・・・なるほど、だからあんなにワタシの顔「じ～」と見たんだ！・・・ホントかなあ？

　荻窪で暮らすようになってからも『梅子のコンビニ物語』にはつづきがあります。・・・先日、コンビニに振り込みに行きました。教会の草抜きをしてくれたシルバー人材センターにその代金を振り込むためでした。対応してくれたコンビニのおじさんが、振り込み用紙に書かれた「日本キリスト教団荻窪清水教会」という文字を見て「清水1丁目の通りに面してある教会ですか」と尋ねます。「ええ」と梅子が答えると・・・「わたし、毎朝あそこを通って仕事に来てるんです。日曜日の朝に通るとオルガンの音がして癒されます」とおっしゃる～。「そうですか、クリスマスにでも教会へどうぞ♡」と梅子は答えました。

　そういえば数年前の師走、近所のコンビニにランチを買いに行きました。ちょうどお昼時でレジ前には人が大勢並んでいて、なかなか順番が来ません。次が自分の番・・・という時に、ふと後ろを見るとゆうパック配達のおじさんが並んでいました。「次の方どうぞ～」と店員さんの声が聞こえたので、梅子は思わずその配達のおじさんに「どうぞ、お先に。師走はお忙しいでしょう。」と順番を譲りました。・・・そのコンビニの帰り道、梅子は不思議な気持ちになりました。「そういえば、クリスマス前でワタシも忙しかった・・アハ」・・・ところが、それからしばらくしたある日、牧師館のインターホンがなりました。「ゆうパックです」という声がしたので、いつも通りに印鑑押して荷物を受け取りました。すると帰り際にその人が・・・「先日は、コンビニで先を譲っていただいてありがとうございました。忙しかったので助かりました」と。「あら、どういたしまして！」

　そういえば、こんなこともありました。かつて仕えていた教会のそばにO軒という洋菓子で有名なお店があって、教会は手土産ならばそこのお菓子と決めていました。ある師走に買いに行くとお客が大勢で大忙しです。やっと梅子の順番が来たら梅子が常連だったので「お待たせしてすいません、先生」と店員さんがお詫びの言葉。梅子が「クリスマスはお互いに大忙しですね♡」と言うと、「うちは商売だけど、先生は聖い仕事だから～」と言われて・・・。教会が町の人にそう思ってもらえるのは、梅子はとってもウレシイ♡

この町の人とクリスマスを祝えたらいいなあ～♡♡♡梅子より