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福音GO! 梅子の部屋 No.33 教会の折れない心の巻

2021年9月7日

ごきげんよう! (⋈◍>◡<◍)。✧♡ 梅子です!

 パラリンピックが終わって、人々がさまざまに余韻を感じています。梅子のまぶたに残るのは、パラアスリートの明るさでした。それも自然体でインタビューに答えながら、無理なく明るく力強い何かを発信しています。「このポジティヴは何だろう?」と想いました。もう一つ耳に残るのが、パラ報道にあった『レジリエンス』という言葉、これは「弾力性」「復元力」「回復力」とも訳される言葉ですが、今回のパラ報道では『折れない心』として取材されていたようです。障害は彼らにとって克服した(乗り越えた)ものではなく、時には向き合い、時には諦め、時には受け入れてきたもので、そのたびに『レジリエンス=折れない心』が養われてきた・・・ということでした。梅子は、彼らの明るさのワケが分かるような気がしました。

 わたしたちにも、自分が抱えたくないものに時には向き合い、時には諦め、時には受け入れてきた・・・そういう経験はないでしょうか。「これで解決!乗り越えた!!」とは言い切れないものをわたしたちだれもが抱えていて、それとお付き合いして生きている・・・でもそれによって自分の中に静かにゆっくり『レジリエンス=折れない心』が養われているのかもしれません。

 ところで、教会中庭のすみっこに、枯れた植木鉢があります。梅子はその植物の名前を知らないけど、それはもともと20年以上前から我が家の玄関にあったミニ観葉。それを牧師館に運んだ際に、日の当たらない玄関には置けなくて、大きな植木鉢に植え替えて外置きしたら、びっくりするくらい成長しました。枝が伸びすぎるので剪定すると切ったところからまたまた伸びる、たいした生命力でした。ある時、あまりに不格好に伸びすぎたので思いっ切り刈り込んだら・・・まったく芽を出さなくなりました。待てども待てども、どこからも芽を出さなくなって1年以上経ち、「あ~あ、とうとう枯れちゃった」と諦めて、そのまま中庭の隅に置いてきぼりにしていました。置いてきぼりだから、水やりもしないままでした。

 今朝、お庭で梅子はびっくりしました。なんと枯れてシワシワになった幹の根っこから緑が芽吹いているのです。それもなんと三つもニョキ、ニョキ、ニョキ! 「これぞ、レジリエンス!」 神さまがお造りになったものはすごい!と創り主をほめたたえました。


コロナ禍のわたしたちも『レジリエンス=折れない心』が
静かにゆっくり養われているのかもしれませんね。♡♡♡梅子より

カテゴリー:
梅子の部屋
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