2025年7月7日 梅子から~あなたへ メールマガジン
ごきげんよう! (⋈◍>◡<◍)。✧♡ 梅子です! 今日は<刊行50回記念号>
連日登場の梅子ですが、2018年7月から始まったこの梅子の部屋も今日で50回を迎えました。これもひとえに梅子を生かしてくださる神さまといつも「梅子の部屋まだァ?」と読み続けてくださった読者のみなさまのおかげです。感謝♥
ところで、ちょうど1年前に梅子が暮らす東京杉並区の広報に「まちなか木製ベンチ」募集のお知らせがありました。要するに「区が補助金を出しますから、あなたの敷地に誰でも座れるベンチを置きませんか?」という呼びかけでした。
世間の人が言うには「教会に行ってみたいけど、敷居が高くて入りにくい」とか・・・ならば、教会の玄関脇にベンチを置いて、町のみなさんに自由に腰かけていただいて、少しでも教会との心の距離を縮めてほしいと・・・それに応募。区からは大歓迎されて、スラスラとお話が進んで、教会の表玄関に国産木材の立派なベンチがお目見えしました。
最初はみんな「座っていいのか悪いのか」戸惑っている感じだったけど、秋になると毎週のようにそこに腰かけてお話している高校生くらいの二人のお兄さんを見かけるようになりました。声をかけたいけど~教会の怪しいお姉さんと思われても困るから、そうっと見守っていました。その内「こんにちは」と、しばらくして「こんにちは、この教会の梅子(牧師)です」、もっとしばらくしたら勇気を奮って「メリー・クリスマス! 教会のクリスマスカードをどうぞ!」ってな調子で声がかけらえるようになりました。その度に気持ちの良い対応をしてくれる若者たちで、なんてお行儀のいい子たちだろうと感心していました。
彼らが座ってくれたおかげで、町の人たちも「ここに座っていいんだ」と分かったみたいで、散歩途中に休憩するお年寄りがどんどん増えて、時には工事現場の休憩時間に腰掛ける職人さんもいて、人々に愛されるベンチに成長しました。
この評判が区役所にも届いて、杉並区の写真展、公式ホームページ、公式スマホアプリ「ちかくも」でも紹介されるようになりました。最近ではお隣りの区でも、「ベンチ」事業を始めるみたいで、「教会のこのベンチを紹介してもいいですか?」と尋ねられました。なんだか、うちの教会がちょっぴり知られた感じで梅子は嬉しかった。
でも今年の春から、あんなに座ってくれていたお兄さんたちの姿が見えなくなりました。たぶん、遠くに進学して教会のそばからいなくなったのかなあ~と、それならエールを送ってあげたいなあと思いました。ベンチは独りがけの椅子とは違って、一緒に座ってお話ができるスペシャルな場所です。もしも辛いことに遭遇したら、独りがけの椅子ではなく、ベンチに座って友と語り合ったあの時間を思い出してくださいね。
ベンチのお兄さんたちにまた会いたい🌺梅子より
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